オーボエ

先日はオータムコンサート3部の練習でした。
筆者はオーボエ奏者なのですが、ポップスなど賑やかな曲を吹いていると時々、「自分の音、ちゃんと聴こえてるのかな…」と思う時があります。
読者の方にも吹奏楽でオーボエを吹いていらっしゃる方がいましたら、きっと同じような悩みを抱えていらっしゃるかもしれません。

でも吹奏楽におけるオーボエって、ラーメンにおけるゴマのような存在ではないか、と筆者は思っています笑。
麺やチャーシューのように主役になるわけでもなく、スープのように直接味覚を刺激するわけでもない。ただその豊かな香りで全体にコクと深みをもたらす…そんな存在ではないかと。

オーボエは音量では他の楽器に負けてしまいがちですが、とても華やかな音色の楽器だと思うので、オータムコンサート当日も、ホール全体に豊かな香りのように音を響かせることができたらなあ、と思いながら日々練習しています。

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